vol.5 貴重な文化「お手玉遊び」を伝承する鈴木幸子さん│ハチポ(いきいきシニアのオンパレコラム!)

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市民コラム

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いきいきシニアのオンパレコラム!

コラムニスト:吉永 鴻一さん(八王子市在住)
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■コラム紹介:
このコラムでは、いきいきと社会貢献や趣味を楽しんでいるシニアの人(たまには団体)を、取材して、市民に紹介することにより、まちに「元気」を伝播していきます。いきいき暮らしているシニアの紹介オンパレード!という意味で、いきいきシニアのオンパレ・コラムとしてみました。

vol.5 貴重な文化「お手玉遊び」を伝承する鈴木幸子さん

2008年12月06日

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「ハ~イ 正座のごあいさつから始めます・・・あがっているお手玉だけを見て・・・。そう上手、とっても上手になったわね~・・・」一人ひとりに声をかけ、出来たらすかさず誉める鈴木さんのぬくもりある声に、子どもたちは、目を輝かせて反応する・・・。

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「八王子お手玉の会」は、今や、子育て支援、保育園、幼稚園、児童館、学童保育所、小・中学校、高校、高齢者施設などで、ひっぱりだこ。

全国の旧街道歩きを楽しんでいた鈴木さん夫婦は、他者にも喜んでもらえる更なる生きがいを求めて、八王子市市民活動支援センターなど幾多の施設を、積極的に訪問した。この並々ならぬ意欲が実らぬはずはない。平成16年4月、鈴木幸子さんが代表になって念願のお手玉の会をスタートさせた。

それからの活動はめざましかった。日本のお手玉の会八王子支部の認定も取得した。井の中の蛙にならないよう、他市の会とも交流を持ち続けて技量を磨くなど、自らが学ぶことを欠かさない。今では、会員33人が手分けして各地域をまわって普及に努めている。
そのかいあって3個のお手玉を自由に操る学童が何人も現れはじめた。最近、クチコミでの依頼が多く、嬉しい悲鳴をあげている。

ここは、会員一人ひとりが年々若返っていくという不思議な団体である。それもそのはず、手先は使うし、声を出して歌は唄うし、井戸端会議ははずむし、自らも共に育つことが出来るし、文化伝承の満足感は味わえるし、いいことずくめである。会の集会を覗くと、会員のにぎやかな笑い声が絶えることはない。

子どもは遊びを通して育つ。お手玉遊びは、失われつつある日本らしさ、心の豊かさを取り戻すことの出来る重要な伝統文化である。子どもの前頭葉の育成、多世代のふれあい交流、お手玉を作ったり子どもと遊ぶことでの高齢者の生きがいづくりなど、数々のメリットがある。
沢山の団体が出来て、八王子がお手玉のまちになればいい。

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鈴木さんの講義がこれまた素晴らしい。実体験に基づいて、気負いがなく、心がこもっている話し方なので、聞きやすいし、聞く人をホッとさせてくれる。謙虚なので、会員からも子どもからも好かれている。

忘れてならないのが、いつも寄り添ってくれる夫、孝さんの存在。あのおしどりさえもうらやむ「おしどり夫婦」なのである!

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