市民コラム:いきいきシニアのオンパレ・コラム!
コラムニスト:吉永 鴻一さん(八王子市在住)
■コラム紹介:
このコラムでは、いきいきと社会貢献や趣味を楽しんでいるシニアの人(たまには団体)を、取材して、市民に紹介することにより、まちに「元気」を伝播していきます。いきいき暮らしているシニアの紹介オンパレード!という意味で、いきいきシニアのオンパレ・コラムとしてみました。
vol.7 池の沢に蛍を増やす 谷村伸一さん
2009年1月27日
♪ホーッ ホーッ ホタル来い こっちの水は甘いぞ あっちの水はからいぞ・・・♪ 自然が汚されていなかった時代には、そこかしこに幻想的なホタルが舞った。ひとは大自然に生かされているという安らぎを得て、心癒されたものだ。
♪ホタルの光 窓の雪 ふみよむ月日数えつつ・・・♪ 卒業式の定番の歌に、そこはかとない郷愁を覚える御仁も多いことであろう。

ついこの間まで、ホタルは、日本人の心を和ませてくれる自然からの贈り物であった。今は、住める自然を人間に破壊されて、その姿がとんと見れなくなった。このままでは、そのうち人間まで住めなくなってしまう。 なんとかせねば!
谷村さん(館町在住、72歳)は、住まいの近くにある池の沢で、ホタルを始め生き物が住みやすい環境を取り戻すために、仲間たちと里山保全を楽しんでいる。
住民が憩える森を再生しながら、小中学生の里山体験も受け入れて、次世代を担う子どもたちの育ちにも一役買う。住民との交流、東京都や企業との協働など、四方八方ウイン、ウイン、ウインの活動をつづけて6年、いきいきルンルン人生を楽しんでいる。
“志”を同じくする仲間たちとの交流は、楽しくて仕方がないことであろう。

努力が実って、ホタルが少しづつ増えてきた。毎年6月には、ビール片手に、ちらほらと飛ぶホタルを、目を凝らして発見しては、乾杯を重ねる。
谷村さんは語る。「絶滅したと思われたホタルが生き残ったのは何と幸せなことか。自然に浸ると心が休まる。この池の沢は生き物がいっぱい居て、多くの人から愛される場所となるようにしたい」、「生き物を増やすには、草刈りや間伐などの手入れをして地面に光が注ぐようにしなければならない」。
趣味は、樹木観察と囲碁。退職して6年、池の沢に蛍を増やす会のほか、高尾の自然科学博物館を考える会、八王子西南部地区環境市民会議などにも所属。すべてが持続可能社会づくりの活動である。
奥様の理解とシニア仲間との出会いに恵まれた谷村さんは、今日も池の沢の森で、いい汗をかきながら大自然からの癒しを全身に浴びていることだろう。

連絡先:
042-661-7197
tani_s_@cameo.plala.or.jp
仲間随時受け入れ中
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