Vol.17 赤ちゃん・子どもへの水分補給について│ハチポ(保育サポーターの子育て息抜きコラム)

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コラムニスト:小金沢 尚代さん(保育サポーター はちっ子 代表)
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■コラム紹介:
このコラムでは、4歳の子どもを持つママである私が、主に未就学児のお子さんをお持ちのママやパパが共感してくれるような子育てのハナシを、子育て支援の活動をしている市民団体の代表であるもうひとりの私が、子育てを応援する視点でお届けします。皆さんのちょっとした息抜きになれば嬉しいです。

Vol.17 赤ちゃん・子どもへの水分補給について

2009年05月10日

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これからの季節、子どもにこまめに与えたい水分。でも、水分にもいろいろありますよね。普通の水を飲むよりも、「体液と同じ成分」「からだに優しく水分補給」などと宣伝されている市販のイオン飲料の方が子どもに与えるのにいいような気がしてしまいます。本当にそうなのでしょうか?

静岡県静岡市 増田子どもクリニック 院長H.P.より

『イオン飲料は、「塩分」と「糖分」を水に溶かしたものです。

「塩分」は、取りすぎると高血圧になり、ひいては心臓病や脳血管障害の原因になるものです。なるべく塩分は控えたほうが健康によいことは、すでに周知の事実です。

「糖分」は、取りすぎると肥満や糖尿病の原因になります。つまり、イオン飲料を飲み過ぎることは、健康に悪いということです。

イオン飲料は、あくまで大量に汗をかいたりして、「急速な」水分補給が必要なときに便利な飲み物なのです。激しい運動のあととか、嘔吐や下痢などのように多量の水分と塩分が失われたときにこそ与えるべきものなのです。

九州のほうで、イオン飲料ばかりを与えたれていた赤ちゃんが亡くなるという事故(事件?)があったそうです。どうしてイオン飲料ばかりを与えられていたのか詳しいことはわかりませんが、「イオン飲料が健康にいい」と間違った考えで育てられていたとしたらとても怖いことです。

乳児健診のときにお母さんたちが、しきりに「イオン飲料を飲ませています」という声を聞くと、とても心配になります。「お母さん、水がわりにイオン飲料をあげないでね。」と、お話ししますが、赤ちゃんの普通の水分補給は、おっぱいか水で十分なのです。

イオン飲料を与えた赤ちゃんは、水を嫌がり、イオン飲料をほしがるようになるようです。
小さな頃の味覚は、成長してからの味覚にも影響を与えます。「塩分」と「糖分」が混じったものが好きになってしまうと、そのままの食生活では、成人病にまっしぐらです。

どうか、皆さん。子供の水分補給には、「水」を与えましょう。運動のあとのコップ1杯の水のおいしさ。あの感覚を教えてあげましょう!』


「急速な」水分補給が必要なときにも、子どもに大人のイオン飲料を薄めて飲ませるのではなく、赤ちゃん・子どもの体液と同じ285m0smが理想。飲料メーカーさんも、子ども用のイオン飲料を選んで欲しいということです。

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